東日本大震災から5年。カワイグループでは、被災地の一日も早い復興を願い、音楽家の皆様と共にチャリティーコンサートを継続的に開催してまいります。 このコンサートの収益は、カワイの森育成会を通じて被災地の防災林再生のための植樹に役立てさせていただきます。

【プログラム】やむを得ず、曲目等を変更する場合がございます。
＜西水佳代＞
　ショパン：
　　革命のエチュード
　　スケルツォ 第1番
　　マズルカ
　　英雄ポロネーズ

＜小柳るみ＞
　ブラームス：
　　4つの小品 作品119
　バッハ＝ブゾーニ：
　　シャコンヌ

＜大橋春奈＞
　ショパン：
　　バラード 第3番 変イ長調 作品47
　プーランク：
　　間奏曲 第3番
　フォーレ：
　　舟歌 第6番 変ホ長調 作品70
　シマノフスキ：
　　変奏曲 変ロ短調 作品3

【プロフィール】西水佳代（Kayo Nishimizu）
兵庫県伊丹市生まれ。87年よりポーランド在住。
04年から8年間に16回の演奏会でショパン全曲の233曲を演奏。演奏会は毎年ショパンの誕生日（3/1）と命日（10/17）にポーランドプルシュクス市にあるマゾフシェ古代治金博物館コンサートホールで開かれた。04年から6年間に12回の演奏会でピアノソロの全曲を、10年からピアノ協奏曲2曲、オーケストラ伴奏の作品、室内楽曲および歌曲を演奏した。05年からはショパンがパリで息を引き取った時刻である夜中の2時に追悼演奏会も行っている。
現在「Chopin's music&stories」アルバム集を制作中。シリーズ第1巻「ポーランドー愛と悲哀」は12年11月に、第2巻「24の前奏曲ーイマジネーションの世界」は13年4月に、第3巻「踊りー遊びと偲び」は13年9月に、第4巻「音のファンタジー」は14年4月に完成。同年9月リリースの「なぜ日本人はそんなにショパンが好きなのですか？」は日本人の人気のあるショパンの名曲10曲が収録され、アルバム集作成に至るアーティストの考察やショパンの魅力に触れる入門編。最新版第5巻「24の練習曲集ーショパンの哲学」は15年4月に完成。
演奏活動以外にもピアノ・日本語教師、ポーランド語通訳、4児の母として地域社会の文化振興交流を図る様々なイベントの企画を積極的に手がけている。
ポーランド国営放送TVP、TBS、MBS、BS日本、CNNなどテレビ出演も多数。

【プロフィール】小柳るみ（Rumi Koyanagi）
奈良県立高円高等学校音楽科を経て、相愛大学卒業。同大学音楽専攻科修了。国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科修了。第3回パドヴァ国際音楽コンクールピアノ部門第3位のほか、数々のオーディションでも、最優秀新人賞、審査員賞など受賞。第3回大阪ピアノコンクール入選。秋篠ユング・ムジカ第2期生。
ソロでは、ショパンの命日にジョイントリサイタルを開催。新聞などにも取り上げられる。奈良女子大学記念館（重要文化財）にて、明治期製造国産「百年ピアノ」を使用しコンサートに出演など、多くの企画に参加。15年8月、円光寺雅彦指揮による相愛オーケストラ特別演奏会にて共演（グリーグピアノ協奏曲イ短調作品16）伴奏ではNHK・FMラジオ「名曲リサイタル」等、数々の演奏会で伴奏を務める。これまで故長崎煕子、小坂圭太、大谷正和、エドワルド・ボラーニンの各氏に師事。練木繁夫、K.ギェルジョード、J.ステルチンスキー、M.ケラー、K.シルデ、K.P.ズィドロンなど、著名ピアニストの指導も受ける。
現在、相愛大学演奏助手、大阪音楽大学カレッジオペラピアニスト、関西二期会ピアニスト。

【プロフィール】大橋春奈（Haruna Ohashi）
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学音楽学部を卒業後、同大学大学院修士課程を修了し、08年渡仏。パリ地方音楽院を各年主席で進級、審査員特別賞を受賞し、満場一致の最高位で卒業。D.E.M.Sディプロマを取得する。12年スコラカントゥルム音楽学校にて、コンサーティストとしてディプロムを取得する。在学中よりヨーロッパ各地でコンサートを行うなど精力的に演奏活動を行っている他、近年の現代曲への取り組みが評価され、現代音楽グループCantus Formusの主催するコンサートにも出演する。ブレスト国際コンクール第2位、テレザ・ヤクーナ国際コンクール第3位、その他国際コンクールにて多数受賞。
これまでにピアノを高務智子、故ゴールドベルク＝山根美代子、粕谷美智子、ガブリエル・タッキーノ、オリヴィエ・ギャルドン、テオドル・パラスキヴェスコ、室内楽をマリー＝フランソワーズ・ジレの各氏に師事。

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