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樹原涼子 ピアノランド25周年
新刊発売記念セミナー
2016年9月27日(火)
10:30〜13:00
新刊『ピアノランド スケール・モード・アルペジオ』で、
音楽の美しさと知識とテクニックを手に入れる!
講師 | 樹原涼子 |
会場 | カワイ表参道2F コンサートサロン「パウゼ」 |
受講料 | 一般3,500円 会員3,000円 |
お問合せ・ お申し込み先 |
カワイ表参道 TEL:03-3409-2511 FAX:03-3409-2598 E-mail: omotesando@kawai.co.jp |
【講座内容】
「ハノン」等のスケールやカデンツ、アルペジオの練習は、子ども時代の私にとって退屈な指の訓練でした。
ですが、作曲家になってみるとスケールは音楽の「物差し」、カデンツはその調の和声の骨格を表すもの、アルペジオはコードを分解した1つの形の表れということがわかり、もっと早くにこの意味を知っていればと思ったものです。
これらを単なる指の訓練として終わらせないで、スケールの仕組みと多様なカデンツの可能性、24調の関係性、五度圏のしくみを教える教材として開発、練習した結果として、音楽的知識、教養が得られるものを目指したのが本書です。
子ども達にとっても、「訳がわかって弾く」ことはとても重要なことで、積み重ねる大切さを感じてもらえるようにと工夫しました。
また、樹原流のこだわりで書いた、リズムと強弱のバリエーションも楽曲演奏に直結する効果を狙いました。
バロックから現代音楽まで、様々なジャンルに役立つ切口を持つ、新しい時代のテクニック教本。
その詳しい使い方を、じっくり2時間半お伝えいたします。
樹原涼子
●スケール
長調、短調、五度圏のしくみ、半音階、全音音階、ディミニッシュスケール、五音音階、ブルーススケール等幅広く学び、作曲、編曲、楽曲分析の助けに。
●モード(教会旋法)
モードのしくみ、特徴、見分け方、使用曲例。
●アルペジオ
『耳を開く 聴きとり術 コード編』とほぼ共通の12のコードを12半音階上で(コードブックのようです!)アルペジオにしていく様々なアプローチ、アドリブに通じるテクニックも学ぶ。
【使用テキスト】
ピアノランド スケール・モードアペジオ
(音楽之友社刊)
【プロフィール】樹原涼子
熊本市生まれ。武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。ピアノを故八戸澄江、故有馬俊一、白石百合子の各氏に、ジャズピアノ、編曲、音楽理論を故八城一夫氏に師事。1991年より順次出版されたメソッド『ピアノランド』はベスト&ロングセラーとなり、ピアノ教育界で高い評価を得ている。現在、作曲、執筆のかたわら、セミナー、コンサート、公開レッスン、マスターコース、樹原涼子のコード塾、音楽大学での特別講義などを通じて、ピアノ教育界に新しい提案と実践を続けている。
著書に『ピアノランド1〜5』『ピアノランドたのしいテクニック上中下』『プレ・ピアノランド1〜3』『ピアノランドコンサート上中下』、DVD『ピアノランドの世界 <基礎編><実践編>』、書籍『ピアノを教えるってこと、習うってこと』(以上音楽之友社) 、『ピアノを弾きたいあなたへ』(講談社+α文庫)、『樹原家の子育て』(角川書店) 他。
2016年はピアノランド発刊25周年を迎えるにあたり、ピアノランドフェスティバル全国公演、録音応募プロジェクト他、様々なイベントを企画予定。