カワイピアノ

 

吉永哲道 
ポリフォニーから学ぶピアノ演奏の基礎

吉永哲道

2016年3月16日(水)
10:00〜12:30

バッハ シンフォニア・平均律からロマン派へ(全2回)

講師 吉永哲道
会場 カワイ名古屋2F 
コンサートサロン「ブーレ」
料金 カワイ講師・音研会2,500円
楽譜会員3,000円
一般3,500円 
学生1,000円
※チケットはこちらからも
お申し込みいただけます。
お問合せ・
お申し込み先
カワイ名古屋
TEL:052-962-3939 
FAX:052-972-6427

詳しくはこちらをご覧ください。[PDF 290KB]

【講座内容】
ピアノ演奏にあたって基本的なこと・・・
それは、ピアノを美しく響かせること、感情を素直に表現することです。
聴く人の心を捉えるのは「音」であり、「魅力的な音を弾き出せるかどうか」ということが重要です。

1)‘表現する’=‘音楽を感じる’とは、いったいどういうことか?
2) 音楽は まさに 響きの芸術である。
3) フレージングについて…フレーズがモノを言わなければ、聴衆には何も伝わらない
4) ペダリングについて…「ペダルはピアノの魂である」−アントン・ルビンシテイン

今回 ピアノ演奏の基礎となる‘ポリフォニー音楽’の代表的作品J.S.バッハのインヴェンション・シンフォニア・平均律と、ロマン派の小品を題材として取り上げ、‘活きた表現’にどのようにアプローチしていったらよいか、演奏を交えながら、わかりやすく解説していただきます。

【参考曲目】
J.S.バッハ
 「インヴェンション」
  C-dur BWV772
 「シンフォニア 」
  d-moll BWV790 と e-moll BWV793
 「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より
  第8番 BWV853

ショパン
 ノクターン第14番 fis-moll op.48-2


【プロフィール】吉永哲道 よしながてつみち
1978年愛知県生まれ。4歳よりピアノを始め、ヤマハマスタークラス及び名古屋市立菊里高等音楽学校音楽科を経て、1998年9月よりモスクワ国立音学院へ留学。声楽伴奏法や室内楽も修め、2005年5月、同音楽院本科を卒業。成績優秀者として選抜され、モスクワ音楽院大ホールにて行われた卒業演奏会に出演。2008年10月、同音楽院大学院課程を修了。これまでに、故・ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、ピャトラス・ゲニューシャス、ダリヤ・ペトローヴァ、マクシム・フィリッポフ、マルガリータ・クラフチェンコ、ニーナ・コーガン、江口文子、浦壁信二、國谷尊之、内藤江美、田中須美子、大野眞嗣の各氏に師事。
音楽院在学中、ロシア、リトアニア、イタリア各地でソロ出演やオーケストラとの共演を重ねる。2008年2月、第一回ショスタコーヴィチ国際室内楽・ピアノデュオコンクールにピアノトリオで出演し、ディプロマを受賞。また同年11月、第14回アンドラ国際ピアノコンクールにて第5位及び特別賞(スペイン人作曲家作品最優秀演奏賞)を受賞。現在、名古屋の宗次ホールに於ける定期的なリサイタルをはじめとして各地で演奏を行い、常葉大学短期大学部音楽科非常勤講師、ヤマハマスタークラス講師として後進の指導にもあたっている。愛知ロシア音楽研究会会員。

このページのトップへ