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関 孝弘 ピアニストによるテクニックシリーズ
2015年4月15日(水)
10:00〜12:00
ショパンが残した教則本(3)
〜美しい音の響きを目指したショパンの演奏法〜
講師 | 関 孝弘 |
会場 | カワイ名古屋2F コンサートサロン「ブーレ」 |
料金 | カワイ講師・音研会2,500円 楽譜会員3,000円 一般3,500円 学生1,000円 |
お問合せ・ お申し込み先 |
カワイ名古屋 TEL:052-962-3939 FAX:052-972-6427 |
【講座内容】
ショパン自身が残した教則本の中には、様々な演奏の注意点が書き残されています。
この教則本の存在は未完に終わったということもあり、あまり知られていません。
そこに書かれている内容を見ると「音の響かせ方」「ペダルの踏み方」「ニュアンスのつけ方」「運指法」など革新的でありながら、基本に忠実であった演奏技法であることがよくわかります。
ショパンは作曲にかけた時間と同等にピアノレッスンにも時間を費やしました。
多くの弟子たちに残した注意の言葉も大きなヒントとなります。
ショパンが残そうとした演奏法について、実際の演奏やレッスンにも取り入れやすいように、今回はモデル奏者を入れた公開レッスン形式で お話していただきます。
【参考曲目】
・ショパン:遺作集より
ポロネーズ 嬰ト短調、ノクターン 嬰ハ短調
・ショパン:バラード 第1番
モデル演奏:椿田和輝
【プロフィール】関 孝弘
東京藝術大学附属高校より同大学、大学院に進み、在学中に第45回日本音楽コンクール第2位、安宅賞受賞。イタリアのプレーシャ音楽院に留学。在学中から数々の国際コンクールに上位入賞。サンクト・ペテルブルグ交響楽団、モスクワ国立交響楽団、ワルシャワ・フィル、ヴェニス室内合奏団などにソリストとして招かれ共演。1988年〜2005年まで東京藝術大学講師を務める。2011年7月イタリア大統領の名の下、イタリア政府より「イタリア連帯の星勲章/コメンダトーレ章」を受章。
現在、日伊音楽協会理事、パルマ・ドーロ国際コンクール審査委員長。