発展途上国へ楽器を送る会

2009年春より中桐直子先生所有のグランドピアノ寄贈先を検討し始め、アイディアを出し合い寄贈先を募集したところ、2009年7月に完成した沖縄県国頭村の国頭村ふれあいセンターへの寄贈が決まり、当社全面協力のもと、無事に届けることができました。今回の寄贈先を決めた理由は国頭村から届いた熱い地元での音楽に対するメッセージや想いが決め手となりました。

去る11月15日には中桐先生を始め、演奏家の先生とともに国頭村ふれあいセンターを訪れ、地元のこどもたちやお母さんコーラス「耳ぐすい演奏会」を開催。心温まるハーモニーが会場を包み込みました。届いたピアノを使用して開かれた演奏会は、ピアノ教室へ通う地元小学生や高校生がピアノソロや連弾、独唱を披露。この日のために16年ぶりに結成した山原お母さんコーラスが沖縄の音楽を歌い、中桐先生の音楽隊も沖縄ならではの音楽を披露しました。

演奏会終了後に岡山に戻られた中桐先生にお会いして「国頭村に行ってみて、地元の沖縄の方々の温かさにふれることができて、“心”をまた改めて感じました。これから楽器を送る会より寄贈した現地へ足を運びたい」とお話しいただきました。

今回、ピアノ寄贈に関わっていただいた沖縄県教育委員会、国頭村教育委員会、国頭村の皆様、本当にありがとうございました。
また、2回3回と国頭村の方々と演奏会を開催できたらと思います。

これからも楽器を送る会へご協力させていただき、たくさんの笑顔がみれるよう努めて参ります。よろしくお願いいたします。

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発展途上国に楽器を送る会

代表　中桐　直子　先生

会計　猪木　美佐江先生

企画　木村　知香子先生、畝田　誠子先生

書記　森上　祐子　先生

以上の先生方が中心となり活動されています。

＜中桐　直子　先生　プロフィール＞
札幌出身。桐朋学園大学音楽学部演奏学科(ピアノ専攻)卒。ピアノを園田泰子、宮澤功行、松岡貞子の各氏に師事。室内楽を岩崎淑、平吉毅州、末吉保雄の各氏に師事。
1989年より3年間ドミニカ共和国に青年海外協力隊として参加。現在、地元で演奏活動、ピアノ教室主宰。